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話題のライブコマースとは?メリット・デメリットとおすすめサービス8選

#販促ノウハウ
話題のライブコマースとは

ECでライブコマースを導入する企業が増加傾向にあります。次世代型のサービスと言われているライブコマースは、従来の販売方法よりも売上が高くなる事例があります。ライブコマースとは、従来のECサービスとはどのように違うのでしょうか。

この記事を読むと分かる事

この記事では、ライブコマースの基本的な知識から、導入するメリット・デメリットとともに、主要なライブコマースサービス8社を紹介しています。また、企業のライブコマース活用事例も紹介しているので、今後ライブコマースの導入を検討している方には参考にして頂ける内容だと思います。

この記事の信用性と想定読者像

ECデータサービスを提供する株式会社Nintに所属し、以前は国内大手ECモールで約5年ほどECコンサルタントとして従事した者が記事の監修をしております。Eコマースの現場担当者や管理職の方に役立つ記事を想定して執筆しております。

ライブコマースとは

ライブコマースとは、実店舗をインターネットに移行させたものであるECサイトに、ライブ配信動画を融合させたものです。視聴者は芸能人やインフルエンサーによる商品紹介のライブ動画を見ながら商品を購入できるようになっています。

これまでは映像を見ながら買い物をするといえばテレビショッピングでしたが、ライブコマースはテレビショッピングをインターネットで配信する形態になります。新しい通販の形として海外では人気があり、特に中国では商品販売者や購入者が爆発的に増加しています。市場規模・ユーザー数ともこれからも拡大していくと考えられています。

販売者とコミュニケーションを取りながら購入できることで、消費者は商品についてよく知ることができます。単にアップロードされた動画を見るだけでは得られない臨場感もあり、非常に注目されている分野です。活用次第では視聴者の購買意欲を大いに高められる販売手法です。

ライブコマースのメリット・デメリット

ここでは、ライブコマースのメリットとデメリットについて整理します。今後拡大が予想される市場ですので、ポイントを掴んでおくのがおすすめです。

ライブコマースのメリット

ライブコマースでは、商品について消費者に注目してほしいポイントなど、多くの情報をリアルタイムで視聴者に伝えられます。消費者は販売者に商品について質問やコメントをする事で、他の消費者のコメントや、質問に対する販売者の回答などを参考にしながら購入を検討できます。
さらにライブコマースでは、商品情報を詳細に伝えられ消費者に利用シーンをより明確にイメージさせる事ができる為、文字情報と比較し売上に対して高い効果が期待されています。

ライブコマースのデメリット

ライブコマースは、インターネットによる生配信という性質上、配信設備や告知に準備が必要です。コストや手間がかかり、その点はデメリットと言えるでしょう。また、紹介する人物(インフルエンサー)が誰なのかによっても注目度が左右されます。さらに、生配信中に閲覧されなくては意味をなさないので、そのための工夫も必要です。しかしながら海外では、有名なインフルエンサーによって大きく売上をあげているサービスも存在しており、工夫次第では大きな売上が期待できます。

ライブコマースおすすめサービス8選

ここでは、ライブコマースのサービスを8社紹介します。ライブコマースには、アプリでライブ配信をを行うサービスと、法人がライブコマースを利用できるようシステム支援(システム提供等)をしている形式があります。主要な8社のサービスを紹介すると共にユーザー層などの特徴を表にしてまとめました。

ライブコマースおすすめサービス8選

Yahoo!ショッピングLIVE

Yahooライブコマース
画像引用元:Yahoo!ショッピングLIVE

運営会社はヤフー株式会社です。専用のURLやアプリでライブ配信をしています。食品やアパレル・家電品などオールジャンルを扱っているのが特徴です。配信者は食品の生産者や製品の販売員です。ユーザー層は20~50代と幅広く、性別を問わずさまざまな販売者が活動しています。

ヤフオク!ライブ

ヤフオクライブ
画像引用元:ヤフオク!ライブ

運営会社はヤフー株式会社です。アプリで配信する方式を採択しています。アパレルや日用品・便利グッズなどオールジャンルを扱っている点が特徴的です。配信者は中古品の出品者で、一般人やタレントが多いです。ユーザー層は20~40代で、女性が多い傾向にあります。

メルカリチャンネル

メルカリチャンネル
画像引用元:メルカリチャンネル

運営会社は株式会社メルカリで、アプリ配信型のサービスです。アパレルや子供の玩具などの中古品が多く販売されていますが、食品や娯楽用品も取り扱っています。配信しているのは一般人やタレントです。ユーザー層は20~40代で女性が多い傾向にあります。

SHOWROOM

SHOWROOM

画像引用元:SHOWROOM

運営会社はSHOWROOM株式会社で、アプリだけではなくPCでもライブ配信を行っています。扱っている商品ジャンルはタレント・モデルなどの有名人のグッズが多く、配信者も芸能人が中心です。ドラマで着用した服装を紹介することもあります。ユーザー層は10~30代で、男性が多い傾向にあります。

AbemaTV

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画像引用元:AbemaTV

運営会社は株式会社サイバーエージェント/株式会社LIVE STA.です。アプリで動画配信するサービスを採択しています。AbemaTVの番組のうちのひとつとして配信しています。扱っている商品はコスメや食品が多いのが特徴的です。配信者はタレントや芸能人が多く、ユーザー層は20~30代の男性が多い傾向にあります。

CHECK

CHECK
画像引用元:CHECK

運営会社は株式会社エブリー/KDDI株式会社です。アプリで動画配信するサービスを展開しています。日用品や便利グッズを多く紹介している点が特徴的です。紹介している人はモデルやミュージシャンが多く、ユーザー層は20~50代と主に女性から幅広く支持されています。

C CHANNEL

C CHANNEL
画像引用元:C CHANNEL

運営会社は、アプリで商品紹介などの動画配信サービスを展開しているC CHANNEL株式会社です。20~30代の女性が知りたい情報を集めたキュレーション型アプリとして有名です。配信者はモデルやインフルエンサーです。ユーザー層も、20~30代の女性が多い傾向にあります。

TAGsAPI

TAGsAPI
画像引用元:TAGsAPI

運営会社は株式会社Mofflyです。企業向けにライブコマース機能の導入を支援しているサービスとなっています。販売ジャンルは問わず、主に配信しているのはブランドのイメージモデルや販売員です。ユーザー層も販売ジャンル同様幅広く、年齢や性別も関係なく愛されているサービスです。

ライブコマースの活用事例

ここでは、ライブコマースの活用事例を3社紹介します。自社でも取り入れられる事例がある可能性もありますので、参考にしてください。

ピー・ビー・アイ(PBI)の活用事例

メンズファッションECサイトを運営していたこの企業は、メルカリチャンネルを自社のライブコマースとして導入しました。メンズ系ファッションをライブコマースで販売し、1時間の放送を行った結果、売上が飛躍的に伸びました。
取締役社長の高木氏は、「時間軸で従来の販売方法と比較すると、ライブコマースのほうが相当売上が高くなった」と語っています。

株式会社FiNC Technologiesの活用事例

管理栄養士などが選ぶヘルスケア商品をECサイトで販売していました。TAGsAPIを導入し、ヘルスケア商品の販売と使用イメージを配信したところ、商品に関する深い知識を顧客と共有できるようになりました。商品のイメージを字や画像のみで伝えることに限界を感じていましたが、ライブコマースの導入で課題をクリアすることが可能になりました。

名古屋テレビ放送の活用事例

これまではテレビでの通販事業を展開していましたが、Yahoo!ショッピングへ新規出店し、あわせてライブコマースを新たに導入しました。商品の家電製品で実際に料理を作るなど、使用方法を紹介して販売したところ、配信終了後の視聴者数といいね数がYahoo!ショッピング始まって以来の数値になるほど注目を浴びました。

まとめ

ライブコマースとは新しい商品販売戦略のひとつであり、これからも市場が拡大していくことが予想されています。消費者となる視聴者はリアルタイムで商品に関する質問ができ、販売者は商品をよりリアルに紹介したり提案型の販売をできたりするなど、多くのメリットがあります。失敗事例も報告されていますが、今後発展が予想される分野でもあり引き続き動向を注視していく必要がありそうです。

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