イベント先取り商品「父の日」キーワードを持つ先取り商品をご紹介!

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ネットショッピングで販売される商品は、実店舗と比べて比較的早くに売り出される傾向があります。本記事は2020年4月に執筆していますが、ここでは6月21日の「父の日」のキーワードを持つ上位5商品を、日本3大ECモールごとにご紹介します。

◆目次◆
▽楽天市場の「父の日」先取り商品TOP5
▽Yahoo!ショッピングの「父の日」先取り商品TOP5
▽Amazonの「父の日」先取り商品TOP5

  • 抽出日時:4月10日
  • 抽出方法:商品名に「父の日」を持つ商品。
  • 上位5商品:Nintでのデータ抽出時に直近30日売上の高かった商品。

 

楽天市場の「父の日」先取り商品TOP5

事前リサーチユーザー向けに5,000円以上の高単価商品がTOP3を占有!!

楽天市場で4月時点で「父の日」キーワードを持つ商品の上位3商品は、いずれも5,000円以上の高単価食品の商品でした。また、上位5商品はどれも商品名に「母の日」というキーワードも含んでいました。これは単純に季節性キーワードを商品名に含ませたSEO対策とも考えられますが、この上位5商品はどれも父の日プレゼントとしても贈られても違和感のない商品のため、父の日または母の日のプレゼントを事前にリサーチするユーザーを目当てに行った施策と言えそうです。

キーワード追加日時を見ると、5位のボールペン以外は全てイベントを見据えて事前に追加していたことがわかります。

次に、TOP5の商品の売上推移を見てみましょう。

継続販売商品でも季節イベントのリサーチ需要に合わせてセールスプロモーションを強化

売上TOP5商品の過去の売上を見ると、全て1年前から商品を継続販売していることがわかりました。過去の売上推移は3月売上が昨対比で2倍の売上となっていることから、6月の父の日イベントでは5商品それぞれ大きな売上が期待できそうです。

 

Yahoo!ショッピングの「父の日」先取り商品TOP5

Yahoo!ショッピングでは楽天市場と比べて売上TOP5に食品が少ない

Yahoo!ショッピングでランクインした食品商品は、楽天市場では4商品だったのに対し、5位にランクインした「カニ」の1商品のみでした。Yahoo!ショッピングと楽天市場の共通点としてあげられるのは、こちらも全商品に対して「母の日」というキーワードが入っていたことです。

また、商品単位では、「名入れが可能なボールペン」が両方モールでランクインしていたことです。こちらの商品はどちらも同一ショップが販売しているため、両モールで「父の日」キーワードを含む施策が取られていたようです。

イベントに合わせた「キーワード」を年間で設定し、どこよりも早く季節需要対策

キーワード追加日時で見ると、3位のボールペンと5位のカニは昨年夏から「父の日」のキーワードを商品名につけたままとなっていましたが、他の3商品はイベント前の施策としてキーワード追加したことがわかりました。

「カーテン」と「ジョイントマット」はSEO対策でキーワード追加か?

上位5商品の過去の売上推移を見て見ると、全商品が1年前から継続販売されていることがわかりました。しかし、楽天市場の売上推移とは異なり、こちらは「父の日」イベントの6月になっても昨年売上は上昇してはいなかったようです。これは2位「カーテン」と4位「ジョイントマット」が、SEO対策として商品名にキーワードを追加しただけの可能性があります。それでは次に商品個別での売上推移を見てみましょう。

売れたのは「枕」!キーワードを設定していたボールペンは逆に落ち込み!?

上位5商品を個別に見ると、「父の日」イベントがあった6月に売上が大きく上がった商品と下がった商品の2つがあることがわかります。売上が伸びた商品は1位「まくら」で、下がった商品は「ボールペン」でした。その他の3商品はわずかに上昇したことがグラフでわかりますが、Yahoo!ショッピング内の「父の日」イベントで大きく売上が伸ばせる商品では無く、こちらはSEO対策と考えられそうです。

 

Amazonの「父の日」先取り商品TOP5

TOP5の内、3商品が「父の日」「母の日」キーワードを組み合わせ!売れ筋も特徴あり

Amazonは楽天市場やYahoo!ショッピングとは異なり、上位3商品のみが「母の日」というキーワードを含んでいます。「母の日」キーワードを含んでいなかった商品は、3位のネクタイと、4位のホットアイマスクでした。また、フラワーギフトが1位と2位になっており、他2モールとは売れ筋が大きく異なっていることがわかります。

「ネックマッサージャー」は2019年9月から販売開始しているため、こちらでは4商品の過去の売上推移を見てみます。2020年3月は昨年より売上が高かったことがわかりますが、「父の日」がある6月は「母の日」がある5月よりも売上が大きく下がっていたこともわかりました。これは1位と2位のフラワーギフトが5月に大きく伸び、6月に下がったことが想像できます。

「ネクタイ」以外は母の日ギフトを引きづった父の日需要のSEO対策

4商品の売上推移を個別に見てみると、「ネクタイ」以外の3商品がそれぞれ5月に売上が上がったことがわかりました。ここから3商品は本来「母の日」ギフト用としてのもので、「父の日」というキーワードが商品名に含まれていたのはSEO対策だったと考えられます。
「ネクタイ」については、こちらは2020年の2月以降大きく伸びていることから、今年の「父の日」イベントでの大きな成長が期待できそうです。

まとめ

「父の日」というキーワードを2ヶ月以上も早く商品名に含んだ商品群でしたが、「父の日」イベントに照準を当てた商品から、SEO対策としての商品まで色々なものがあることがわかりました。これらの商品が今後のイベントピーク時にも上位ランキングを維持しているかはわかりませんが、先取りキーワードの施策自体は今後も多く利用されそうです。



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